Windows 11 Canaryビルド28020.1743が登場——ファイルエクスプローラーと右クリックメニューを強化

Microsoftは2025年7月、Windows 11 InsiderプログラムのCanaryチャンネル向けに2つの新ビルドをリリースした。ビルド番号は28020.1743(更新プログラムID:KB5081339)と29553.1000で、両方ともInsiderメンバーに対して順次配信されている。

ファイルエクスプローラーの改善

Windows 11のファイルエクスプローラーは、これまでも段階的にモダンUIへの移行が進められてきたが、今回のビルドではさらなる使い勝手の向上が図られた。日本語環境でも頻繁に利用されるエクスプローラーの改善は、日常的なファイル管理の操作感に直接影響するため、注目度が高い。

右クリックメニュー(コンテキストメニュー)の刷新

Windows 11では右クリック時に表示されるコンテキストメニューがモダンデザインに変更されて以来、「詳細オプションの表示」を経由しないと旧来の操作ができないという不満の声が多かった。今回のアップデートでは、このコンテキストメニューの改善が実施されており、操作効率の向上が期待される。

Canaryチャンネルとは

CanaryチャンネルはWindows Insider Programの中でも最も先進的なビルドが配信されるトラックで、Dev・Beta・Release Previewよりも早い段階の実験的機能が含まれる。一般リリースまでには数ヶ月から1年程度かかる変更が多く、安定性よりも最新機能の体験を優先するユーザー向けのチャンネルだ。

バグ修正も含む包括的なアップデート

今回のビルドにはUIの改善だけでなく、既知のバグ修正も含まれている。Microsoftはインサイダーからのフィードバックをもとに継続的な改善を行っており、これらの変更が将来の安定版ビルドに順次反映される見込みだ。

Windows Insider Programに参加しているユーザーは、設定アプリの「Windows Update」から今回のビルドを手動で確認・インストールできる。

※出典: KB5081339: Microsoft improves Windows 11 File Explorer, Context Menu in build 28020.1743